施工事例

『近代建築物の再生』

1927(昭和2)年に竣工した芝川ビル。
国の登録有形文化財でもあるこの建物を当時のように復元し魅力を向上させるべく改修工事を続けています。

南米マヤ・インカの装飾を纏ったとされるファサード。正面入口上部のレリーフは風化が進んでいた為、復元させるべく石の選定から彫刻、取付作業を行い竣工当時の面影を蘇えらせました。

また、現在の「芝川ビル モダンテラス」は戦後より建物にそぐわない改修工事が繰り返されていた為、増築された部分などを撤去し、防水工事や瓦工事、タイル工事などを行い2007年よりレンタルスペースとして再生しました。

当時の施工方法を継承しながら新しい工法を取り入れ、新旧の融合に工夫を重ねています。